夏休み長いな~何しよう?
無料で自然災害が体験できる場所があるらしいよ。
今日は防災館へ✨
— なみなみ🇹🇭🧙🍒🏘 (@thaicheryol) July 17, 2023
象がマスコットだとかでちょこちょこいて可愛い💕
錦糸町にある防災館で
煙体験
暴風雨体験
地震体験
今回は🇹🇭から来て🇯🇵の災害を良くわからないだろうぬいちゃんで✨
ぬいちゃんは外から参加してる風で😁
結構真剣✨#ぬいちゃんとお出かけ#タイ沼ぬい部 pic.twitter.com/MJJACgVlJD
今回、東京都墨田区にある本所防災館へ子どもと行ってきました!
わが家の小学生(1年・4年)夏休みのお出かけにとても良かったので、ぜひ参考にしてみてください。
詳しくレビューしていますので、内容のネタバレを見たくない方は注意です。
東京都墨田区に本所防災館はある
防災館は、東京消防庁が開設した都民防災教育センターです。
JR錦糸町駅から徒歩10分の場所にあります。
酷暑の日でしたが、駅から防災館へ向かう大通りの歩道は日陰が多く、なんとか体力を温存しながら到着。
今回は14:20~自然災害コース(所要時間1時間45分)を事前予約して行きました。
空きがあれば予約なしでも体験できるそうですが、希望の体験ができなかったり待ったりする場合もあるとのことで事前予約しました。
本所防災館
- 東京都墨田区横川4-6-65
- JR総武線錦糸町駅北口/半蔵門線錦糸町駅4番出口から徒歩10分
京成押上線/都営浅草線/東武スカイツリーライン/半蔵門線 押上駅
B1、B2出口から徒歩10分(B1の方が便利)
都営バス 横川三丁目(都08系統)バス停から徒歩2分 - 営業時間 9:00〜17:00(最終入館16:30)
- 休館日 水曜日・第3木曜日(国民の祝日に当たる場合は直後の平日)
年末年始(12月29日~1月3日) - 駐車場 地下駐車場あり(車高2.0mまで)
- 入館料 無料
- 電話番号 03-3612-0119
東京都には、本所(墨田区)のほかに池袋防災館・立川防災館があります。
池袋防災館
- 東京都豊島区西池袋2丁目37番地8号
- 池袋駅(南口・西口・メトロポリタン口)から徒歩5分
- 営業時間 9:00〜17:00※金曜日は21:00(体験コーナー受付時間16:30、毎週金曜日は20:15)
- 休館日 毎月第1火曜日、第3火曜日及び第3火曜日の翌日(国民の祝日に当たる場合は直後の平日)
年末年始(12月29日~1月3日) - 駐車場 なし
- 入館料 無料
- 電話番号 03-3590-6565
立川防災館
- 東京都立川市泉町1156番地の1
- バス:JR立川駅北口(1番乗り場)より「立川消防署」下車すぐ
多摩モノレール:「高松駅」より徒歩15分 - 営業時間 9:00〜17:00
- 毎週木曜日・第3金曜日(国民の祝日にあたる場合はその直後の平日)
年末年始(12月29日~1月3日) - 駐車場 あり(講習受講の方は駐車不可)
- 入館料 無料
- 電話番号 042-521-1119
それぞれの防災館で体験できる種類が少し違うので、ホームページで確認してみてください。
\ 東京消防庁の防災館公式ページ /
本所防災館(墨田区)では、オリジナル都市型水害・暴風雨体験ができます。
東京都在住のわが家は、本所防災館でさまざまな災害を網羅した自然災害コース(①シアター②地震③煙④暴風雨⑤都市型水害)を申し込みました!
私が予約する時、予約可能だったコースは
自助・共助コース(1時間45分) | 防災シアター、地震体験(3歳以上)、消化体験(小学校 3年生以上)、煙体験、応急手当体験コーナー(小学校4年生以上) |
自然災害コース(1時間45分) | 防災シアター、地震体験(3歳以上)、煙体験、都市型水害体験、暴風雨体験(小学校1年生以上) |
VR防災体験(30分) | ①VR防災体験(小学校2年生以上、身長100㎝以上) ②救出救助コーナー(中学生以上) ①・②どちらかを選択 |
ショートコース(65分) | 防災シアター、地震体験(3歳以上)①煙体験②都市型水害体験、暴風雨体験(小学校1年生以上) ①・②どちらかを選択 |
の4つでした。
次女が小学校1年生のため、より多く体験できる自然災害コースにしました。
午前中の時間は人気があるのか、ほとんど埋まっていたので早めの予約をおすすめします。
\ 予約には新規登録が必要です /
入館~シアター鑑賞
防災館に入ると、左の方で受付をします。
受付を済ますと、後ろの端のほうにロッカーがあるのでそこに荷物を預けられます。
館内では飲食禁止ですが、水分補給は行ってOK。
水筒とタオルとスマホのみ持って行きました。
移動や体験が多いので、極力身軽で行った方が良いです。
カバンも体験時は置いておくことがあるので、貴重品もロッカーに入れてしまったほうがいいでしょう。
(館内は受付を始め、体験コーナーも隣にあり常に人の目がありそうだったので自己責任でロッカーへ入れました。)
体験が始まる前にトイレにを済ませたり、子連れだといろいろ時間がかかるので早めの到着をおすすめします。
(開始10分前には集合するよう案内もあります)。
①防災シアター鑑賞
最初のミニシアターは4階にあります。
ちょっと広めのプラネタリウムくらいの大きさです。
シアターの内容は、主人公の子どもたちが東日本大震災・阪神淡路大震災・関東大震災を時空を超えて被災した現場を体験するというもの。
「どうして一部の子どもたちが津波から助かったのか」という自然災害において大事なシーンも子どもにも分かりやすく盛り込まれており、勉強になりました。
②暴風雨体験コーナー
次は移動して、暴風雨体験です。
説明を聞いた後、マスク(使い捨て)・カッパ・レインコートを借りてすぐに体験に移ります。
カッパは上と下の2箇所のジッパーとマジックテープと防御力高め。
モタモタしていたら「本当は自分でできないと参加できないんだよ」と言いながら、館内の方が小1次女の着替えを手伝ってくれました。
子どもと大人に分かれて、子どもから体験開始です!
貸してもらえる長靴は、ひざ上まで上げられるカバー付きなので脚はいっさい濡れません。
子どもたちの体験の様子です。
しっかりバーにつかまって下を向いていないと顔がものすごく濡れてしまいます。
わが家の小1次女もおでこがちょこっとレインコートから出ていたので、前髪がかなり濡れました。
大人の私も体験しましたが「前を向くとコンタクトが強風で外れるから下を向いていて下さい。」
と案内がありました。大人の方が暴風雨強めの設定です。
実際に体験して、テレビで見る台風の中継の人がどれだけすごいか分かりました。
これまでもそしてこれからも、暴風雨には絶対に近づきたくないと思えます。
③都市型水害体験コーナー
フロアを1階に移動して、都市型水害体験です。
- 水圧ドア体験(10cm・20㎝・30㎝)
- ※アンダーパスに入っちゃたった時の車ドア体験(10㎝・20㎝・30㎝)
※アンダーパスとは、道路が立体交差している時の下側の道路です。
よく「冠水時通行禁止」と書かれている道路、ありますよね。
水圧ドア体験は、子どもが一番低い10㎝に挑戦。
力強く開ければ空きました。
30㎝になると断然重くなるようで、大人の男の人でも開けきれない人もいました。
しかも、ドアを開けるだけじゃダメで半分以上開かないと「ファーン」という音がして脱出失敗です。
開けきることができれば「ピンポーン」と音が鳴る仕組みになってます。
大人の私は20㎝で「ファーン(失敗)」でした。
こちらが車のドアを開ける方。
こちらは20㎝でも開けられはしましたが、また「ファーン」でした。
車のドアが水没すると開けられなくなるので、窓ガラスを割るための車脱出用ハンマーが必要とのこと。
防災館売店で700円で売っていました。
④地震体験コーナー
次に隣の部屋にある地震体験に行きました。
こちらも子どもから体験します。
地震が起きたときは「ダンゴムシのポーズ」と「(机の下で)サルのポーズ」を取ると最初に教えてもらいます。
子どもたちはダンゴムシのポーズで地震体験をしました!
子どもは震度6弱までの体験です。
大人は震度7まで体験させてもらえました。
震度7は初めての体験だったのですが、巨人に家を持ち上げて揺さぶられているような感覚でした。
建物の倒壊が真っ先に不安になるような、大きな揺れでした。
また、揺れる前に「ゴゴゴゴゴ」と地鳴りがするのもリアルでした。
⑤煙体験コーナー
最後に煙体験コーナーです。
扉を開けながら煙の中の通路を移動するのと、真っ暗の部屋を移動する体験です。
火事によって電気が落ちて真っ暗になるそうなので、その体験ですね。
体験している人を、外から見られるようになっています。
真っ暗通路を通っているのも、外のモニターから見られます。
2つのチーム(家族)ごとにまとまって体験しました。
真っ暗の中では、本当に何も見えないので子どもが少し怖がっていました。
「ママが前に行くね。」と言うと安心したみたいです。
これで自然災害コースのすべてが終わりました!
所要時間1時間45分でほぼぴったりに終了でした。
夏休みは防災を学ぶ時間チャンス!体験以外の見どころも
今回は東京都の防災館に行った体験についてお伝えしました。
子どもたちが学校以外で、防災について考えたり学んだりする機会が無かったので行って良かったです。
しかも全部無料で体験できるのがすごい!
自然災害の体験のみですぐに帰宅しましたが、自由見学コーナーも回ったら半日は過ごせると思います。
夏休みという時間に余裕のある時に、本所防災館へ行って充実しましたよ。
怖がりのわが子たちも楽しく体験できて何よりです。
最後までお読み下さりありがとうございました。
※情報は2024年8月執筆時のものです。
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