ちまたでは「3歳児育児はメリットばかり」と言われています。
実際に姉妹を3歳差で育ててみて、現在8歳と5歳になりました。
独自目線で「こうだったよ」「これが良かったよ」ということ、伝えたいことをまとめてみました。
- 低年齢の3歳育児ってどんな感じか知りたい。
- 実体験を元にした低年齢の3歳児育児のメリットデメリットを知りたい。
- 3歳差育児の姉妹って他の家庭だとどんな感じか知りたい。
- 3歳差育児でこれから役立つ情報を知っておきたい。
3歳差育児をこれから考えている方も参考にしてね★
ゆっくりコーヒーでも飲みながら眺めて頂けると幸いです。
3歳児育児で感じたメリット6つ
3歳児育児で感じたメリットを考えてみました。
- 上の子が3歳だと一人でできることが増えている。
- 上の子が「可愛い赤ちゃんが家に来た」ことを認識してくれる。
- 一緒に遊ぶのにちょうどいい年齢差だと感じる。
- 保育園の入園式と小学校の入学式は被らなかった。
- 同じ保育園だと縦割り保育で一緒になる。
- 鍵盤ハーモニカのお下がりができる。
ひとつずつ解説していきます。
①上の子が3歳だと一人でできることが増えている。
まず最初に感じる3歳差のメリットはここではないでしょうか。
下の子が誕生した時、上の子は3歳1ヵ月でした。
それでも1人でできることは赤ちゃんに比べると格段に増えています。
- スムーズに着替えができる。
- ひとりでスプーンとフォークでご飯が食べられる。
- 言葉で意思疎通ができる。
- トイレトレーニングが終盤を迎えている。
- 夢中になれるキャラクターがいる(娘の場合はアンパンマン)。
- パパ&ばあばに慣れていてママじゃない人と過ごせる。
上記のことで「救われた」と感じるママは多いのではないでしょうか。
まだまだママは必要ではありますが、1歳児・2歳児と比べるとママの日常生活における負担は軽くなっているはずです。
②上の子が「可愛い赤ちゃんが家に来た」ことを認識してくれる。
上の子は出産時はママに会えないので、寂しそうではありました。
ただ、退院して我が家に赤ちゃんが来ると「かわいいね」とミルクをあげたり、一緒に寝転んだりと家族全員で赤ちゃんが家に来たうれしさを共有することができました。
まだ1歳・2歳だと自分も小さいので「赤ちゃん」の存在が分からなかったのでは?と思いました。
③一緒に遊ぶのにちょうどいい年齢差だと感じる。
姉妹でよく遊ぶようになったのは4歳・7歳の時と最近ですが、ちょうどいい年齢差だと感じます。
理由としては、年齢が近すぎないので遊ぶ時に上の子がはっきりとお姉さんの立場となって遊びが進行することが多いからです。
また、3歳差だとディズニーやプリキュアなど興味のあるキャラクターや遊びがまだギリ同じことが多いので意見の違いで対立することがないです。
それでもよくケンカはしていますが…。
④保育園の入園式と小学校の入学式は被らなかった。
我が家が通った保育園は2つとも、4月の上旬の土曜日に入学式をやってくれました。小学校の入学式は大体平日ですよね。
保育園の場合、市内の小学校の行事を考慮してくれているのか運動会含め今のところ行事が被るということは1度もないです。
中学校・高校ともなるとあり得るかもしれませんね。
⑤同じ保育園だと縦割り保育で一緒になる。
保育園は縦割り保育で、1歳時クラス&4歳児クラス、2歳児クラス&5歳児クラスなどリードしてくれるお姉さんたちとのお散歩が多いです。
年が近いクラス同士はあまり行かないんですよね。私が利用した園だけでしょうか…。
そこで上の子と下の子が同じクラスになると「ねぇねー!!」と下の子が嬉しそうにしていたそうです。
保育園内で上の子と下の子があったり、園庭で遊ぶ時もしかりです。
⑥鍵盤ハーモニカのお下がりができる(地域差あり)。
鍵盤ハーモニカを使用するのは小学校2年生までのことが多いです。3年生からはリコーダーになりました。
これは小学校に上の子がいるご家庭は、よく聞く話らしいです。
地域差がありますが、我が家の地域は鍵盤ハーモニカを年長から使います。
小3になって使わなくなった鍵盤ハーモニカをホースだけ変えて、年長児にお下がりするご家庭もあるようです。
3歳差育児で感じたデメリット4つ
3歳児育児で感じたデメリットを考えてみました。
- 上の子に期待し過ぎるとかわいそうになる。
- 3歳児でもおむつを卒業できてなかった。
- お風呂はまだ大変
- 将来の出費のために、計画的に貯金しなければいけない。
ひとつずつ解説します。
①上の子に期待し過ぎるとかわいそうになる。
3歳差育児は「メリットだらけ」と言われますが、上の子(3歳)は、まだまだ赤ちゃんに毛が生えたようなものです。
7歳になって「夜寝るときはいつも〇〇ちゃん(下の子)のためにママを譲ってきた」と泣き出してしまいました…。
3歳の時の記憶がハッキリしているんだなと…。
振り返ると、甘えん坊の下の子を悪気なく優先してしまってきたことを後悔しました。
その代わりパパがフォローしてくれてパパっ子になりましたが…。
②3歳児でもおむつを卒業できてなかった。
「3歳差だと上の子がおむつが取れているので、2重の購入が避けられて経済的」と言いますが、我が家は上の子のおむつがまだ完全に取れていませんでした。
そのため、一般的な3歳差メリットを感じられませんでした。
まあ、個人差はあるよね..。
③お風呂はまだしばらく大変
3歳児はまだ一人でお風呂に入れることができません。
下の子が赤ちゃんの時は暖かい日中に沐浴を終えてしまい、
- 下の子6ヵ月~座るタイプの椅子・バスマットに赤ちゃんを置く→上の子、下の子を洗い場で洗って3人で浴槽に入る。
- 下の子2歳~洗い場で2人+自分を洗って3人で浴槽に入る。
というせわしいお風呂タイムを送っていました。
④将来の出費のために、計画的に貯金しなければいけない。
上の子が高校3年生、下の子が中学3年生で「受験と進学がかぶり、お金がかかる時期」と言いますよね。
何歳差でもかかるのは同じですが「一気に大金が無くなる」というのがストレスになりそうです。
早めの資金計画が必要なのが3歳差のデメリットかな思います。
しかし正直、今から子どもの進路も分からないのでしばらくはデメリットを感じずに暮らしています。
3歳差育児、姉妹で遊ぶようになるのはいつ?
低年齢での3歳育児で気になるのが「いつから一緒に遊ぶようになるのか」ではないでしょうか。
我が家の3歳差姉妹が「一緒に遊ぶようになったな~」とハッキリ感じたのは4歳と7歳の時でした。
一緒に遊ぶようになったのは上の子7歳、下の子4歳の時。
思ったより遅かったな、というのが率直な感想です。
ただ、職場の先輩の4歳差姉妹は下の子が1歳、上の子が5歳の時に一緒に遊んでいたとおっしゃっていたので家庭での差・個人差はもちろんあると思います。
我が家の場合、下の子が3歳の時まではまだ思い通りにならないとすぐに嫌になったり、つまらなくなってすぐにママやパパのところに戻って来てしまっていました。
3歳だとまだ「順番に遊ぶ」「相手にも都合がある」などの遊ぶ時の暗黙のルールが浸透しきってないんですよね。
そのため、我が家の子どもが長い時間「遊ぶようになったなあ」と思ったのは上の子7歳、下の子4歳の時でした。
3歳差姉妹、何して遊ぶ?
我が家の姉妹は好きな遊びが似ています。
上の子が7歳、下の子が4歳の時は
「一緒におままごとをする」「パパかママを交えておままごとやかくれんぼをする」「近所の子たちに交じって遊ぶ」「公園の遊具で遊ぶ」
などをしていました。
上の子が8歳、下の子が5歳になった今は
「一緒にぬり絵をする」「トランプをする」「2人だけでおままごとをする」「ゲームをする」
などと遊びの幅がかなり広がり2人で遊ぶ時間も増えました!
逆に、上の子が3年生になりお友達と約束して遊ぶことが増えると、下の子は連れて行ってもらえないため家に残ることも多くなりました。
今後どう変わっていくのかな、と思って見守っています。
3歳児育児で感じた「思ってたんと違う」
3歳差育児は「メリットだらけ」ではない!と感じたこともあります。
例を挙げると、
- 【イヤイヤ期終わり切ってない】上の子は赤ちゃん返り・甘えが思ったより長く続く。
- 【おむつ代はしばらくかかった】上の子が夜のおむつの使用が長く、おむつが2重の時期が続いた。
- 【使いまわせない】体格差がありすぎて、お下がりが使えない!(卒園式の制服が着れない。)
です。
特に、お下がりが使えないのは予想外でした。
我が家の姉妹は体型が違います。
下の子が保育園年長に上がった段階ですでに上の子の卒園式の服のサイズになってしまい、卒園式の服が着られない可能性が高いです。
3歳差なのにすでに昨年上の子が着た服をお下がりとして下の子が着ています(笑)。
こんなパターンもあるので、必ずしも全家庭に3歳児育児のメリットが当てはまる訳ではないことを身をもって感じています。
3歳児姉妹の育児は確かにメリットも多い!上の子のフォローは必要
3歳差育児で、2人の子どもがキャッキャしているのをみているとほのぼのしますし、幸せを感じます。
メリットデメリットですが、一般論をみて「あ~確かに。」と感じることもあれば「思ったのと違った」ということもあることもありました。
育児は予想外のことばかりだよね。
あくまで我が家の場合ですが、何か参考になれば幸いです。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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